米雇用統計悪化でも利上げ観測は変わらず
先週、米雇用統計が発表される前に書いた記事でも「雇用統計が利上げ観測に与える影響はほぼない」といったことを書きました。
予想通り、米雇用統計は予想に届かず、2ヶ月連続で目安となる18万人増を割っています。失業率も若干上がってしまいましたが、それでも12月の利上げ観測は揺らいでいません。
為替も一時円高とはなりましたが、今日は早々に103円台への戻りを試しています。これから12月に向け、利上げ観測が更に高まることで円安推移は続いていくものと思います。
ただ、それと連動し、素直に日経平均株価が上がるかは微妙なところです。為替が円安に動いても輸出企業はまだまだ厳しい状況が続いています。決算シーズンは警戒感が強まりそう。例年であれば10月前半から半ばにかけてが株価の底となっていましたが、日銀のETF買いなどで中々底が見極め辛い状況となっています。
2016-10-10
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