6753 シャープはホンハイの支援を受けるのか!?

シャープはホンハイと産業革新機構のどちらを選ぶのか

6753 シャープ

今週は大幅上昇となりました。支援先の本命とされていた産業革新機構の話を蹴り、台湾の精密機器会社ホンハイの支援を受けるだろうとの報道で株価は上へ。

正直、ホンハイのことはニュースで見かける情報程度のことしか知りません。多くの日本人からすれば台湾と中国の違いもわからず、「シャープがホンハイ参加になれば中国に日本の技術が流出してしまう」と思うわけで…。ただ、個人的には以下の理由から今回の話はホンハイで決めるのが妥当だろうと考えています。

何よりも銀行の意向が強そう

もはやシャープの意思というよりも多額のお金を貸しているみずほ銀行、三菱東京UFJ銀行の意思なのかなと思って見ています。産業革新機構の支援を受ければみずほ銀行と三菱東京UFJが現在貸し付けているおよそ2000億円に関しては銀行側に泣いてもらおうということになります。逆にホンハイはこれも含めてシャープを支援しようということで、銀行2社としてもホンハイとの話を進めたいと思うのは当然でしょう。

産業革新機構とのタッグが弱そう

はっきり言って産業革新機構のことはほとんど何も知りません。どんな実績があり、どのようなシャープの再建プランを持っているのかも知りません。ただ、政府、その他日本の大手企業(シャープ含む)が5億円ずつ出資して設立した企業ということは産業革新機構ホームページを見ればわかります。この仕組みを見た率直な意見として「この会社に任せたら潰れるだけじゃない?」と思ってしまいました。あくまでも個人的な感想であり、産業革新機構のことを全く知らない立場のコメントなのでただの落書きと同じと捉えて欲しいのですが、この産業革新機構こそが今の日本の家電メーカーの不調原因そのものだと感じました。グローバルだイノベーションだと言っても何の実績もなく「日本のモノ作りは世界でもトップクラス」という幻想に捉われ過ぎているのではないのかなと。

そもそも守るべき技術などあるのか

海外に流出して困る技術があるのかないのかと言われれば「ある」という回答が当然かと思います。ただ、その技術を本当に活かしきれていたならばこのような危機的状況にはならなかったのではないかと思います。シャープの持つ液晶技術、新商品の開発力、販売マーケティング力、それらが噛み合わず、世界での勝負には敗れ、日本国内のシェアも守れなかった。これがシャープの現状であり紛れもない現実なわけで、これを守り続けて赤字を垂れ流すような会社を野放しにすることは資本主義と呼べない気がします。話が飛躍してしまうかもしれませんが技術を特許などで守るような時代は間もなく終わるような気がします。テスラのように研究開発に費用を割いてきた技術を惜しまずオープンソースとして無償提供することでその技術が世界中に広がり、主流を自ら作るという考えもあります。結果論かもしれませんがシャープはその液晶技術を守ることに固執しすぎたせいで世界でのシェア確保に失敗してしまったのではないかと思っています。

以上がホンハイの支援受け入れが妥当と考える大きな理由です。世間的にはシャープ経営陣の保身やシャープ社員のリストラ回避なども理由として挙げられていますが、ホンハイがそれを確実に保証するかどうかは正直わかりません。個人的にはホンハイの郭台銘会長は親日のように見え、嘘をつくようなタイプには見えませんが…。

今のシャープとホンハイのやり取りを見ているとNHKドラマ「ハゲタカ」の大空電機の話を思い出します。あの時も結局、中国の親日電機メーカーが大空電機の引き受け先になったと記憶しています。普通は実際に起こったことをモデルとしてドラマや映画を作ると思いますが、まさか10年後にドラマの話が現実となるとは…結末がどうなるのか注目ですね。

2016-02-06

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