ダウは3日続落!来週の東京市場にも影響か
昨夜のダウは414ドルの下落となり、3日連続の大幅安となりました。
主な下げ要因としては
- そもそもの景気後退懸念
- FRBの出口戦略明確化
- 米中貿易関係の悪化懸念
この3つが挙げられます。
12月に入ってから度々目にする「逆イールド」「イールドのフラット化」、短期金利が長期金利を上回る(逆イールド)、もしくは短長金利差がなくなる(フラット化)を指します。
米利上げがこのまま行われれば、長期的に景気は落ち込むだろうということが金利に反映されている模様。
そもそも、アベノミクスとトランプラリーで長期に渡って株高が続いてきた経緯もあり、そろそろ大きな調整が来るのではという見方も金利に影響していると考えられます。
ここまでしっかりと利上げを続けてきたFRBですが、この逆イールド化、短長金利のフラット化となっても追加緩和、金利引き下げは行わないと明言したことが今週の3日続落の原因とも言われています。
日本は依然としてゼロ金利政策と日銀によるETF買いが継続し行われていますが、日米でここまで大きく政策が異なると、市場の歪みも悪化してきそうです。
最後に米中貿易関係ですが、先日、アメリカ側が追加関税に猶予期間を与えました。しかし、中国側が条件をクリアすることは難しく、更にファーウェイの問題まで追加浮上。こうなると悪化はあっても改善は厳しいと言わざるを得ません。
昨日もナバロ米大統領補佐官が米中合意は「険しい」と発言したことで下げが加速したと言われています。
これだけ多くの懸念材料がありながら、相場を押し上げるようなポジティブ材料は全くと言っていいほどありません。
連休明けの東京市場は更なる下落を覚悟する必要がありそうです。
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